2019.05.24 Friday
伊達巻の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ、カマンベール・チーズ
今日は”伊達巻の日”であるらしい。 Wikipediaによると、“伊達巻の名前の由来という説のある伊達政宗の忌日”が今日(ただし旧暦)であることから、“厚焼き卵などの寿司具を製造する千日総本社が制定”したのだそうだ。 伊達巻の名前が、独眼竜正宗に由来するとは、寡聞にして知らなかった。 これまたWikipediaによると、“伊達政宗の好物だったことから伊達巻と呼ばれるようになったという説”と、“普通の卵焼きよりも味も見栄えも豪華なために、洒落て凝っている装いを意味する「伊達もの」から伊達巻と呼ぶようになったという説”、それに“女性用の和服に使われる伊達巻きに似ていることからこう呼ぶようになったという説”の三つが採り上げられている。 “女性用の和服に使われる伊達巻き”も、その語源をたどってみれば、“洒落て凝っている装いを意味する「伊達もの」”帰着する。 で、“洒落て凝っている装い”が、なぜ“「伊達もの」”となるのか、と、云うと……これが独眼竜公にたどり着くのである。少なくとも、わたいが聴いたところでは……。 伊達巻は玉子焼きに似ているが、たしかに、玉子焼きよりも、“味も見栄えも豪華”である。だからと云って、口に合うかどうかは、その人次第である。わたいなぞは、どうも甘ったるく感じて、普通の玉子焼きのほうが好ましい。味覚が貧乏な味に慣れているだけだ、と、云われると、一言もないが……。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 名前の由来が独眼竜にたどり着こうが着くまいが、わたいの味覚が貧乏であろうが限者であろうが、そんなこととはまったく関係のない、いたって非歴史な、いつもながらの献立である。 |