2019.06.07 Friday
ジャーナリストの日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ、チェダー・チーズ
今日は“ジャーナリストの日”である……と、云っても、これは日本でのことではなく、世界規模のものでもない。アルゼンチンでのことである……らしい。 Wikipediaによると、“1810年のこの日、五月革命を主導したマリアノ・モレノらが『Gazeta de Buenos Ayres(ブエノスアイレス新聞)』を創刊したことを記念して1938年に制定”したのだそうである。 アルゼンチンの五月革命がどのようなものであったのか、不明にしてその詳細は知らないが、これもWikipediaによると、“ブエノスアイレスは当時リオ・デ・ラ・プラタ副王領の首都であった。この結果、5月25日に、副王バルタサール・イダルゴ・デ・シスネロスが失脚し、現地の政府プリメラ・フンタが樹立した。これらの出来事はアルゼンチンで「五月の週」(スペイン語 Semana de Mayo)として祝賀されている”とのことであり、“五月革命は、その2年前からのナポレオンに対するスペイン独立戦争への直接の反応であった”らしい。 なんにしても、革命の主導者が新聞を発刊した日を記念して、“ジャーナリストの日”とした感覚は素晴らしい。 そもそも近代国家における新聞と云うものは、どこの国においても、王権に対抗するために、市民国民の意見を広く知らしめ、その意思統一と結集を目途として創刊されたものであり、それは我が国においても例外ではない。 それが現代国家になると、権力の太鼓もちに成り下がるのだから、情けない次第である。 ――この記事が イイネと総理が云ったから ○月○日は捏造記念日 などと云うことにならねばいいが……。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 新聞とも捏造とも、近代国家とも現代国家とも、新聞記者とも太鼓もちとも縁のない、いたって清廉潔白、公明正大な、いつもながらの献立である。 |