2019.06.12 Wednesday
恋人の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、乾燥わかめ、とろろ昆布、にら)、ブリの素焼き、小松菜のわさび和え、生野菜サラダ、熟成キムチ、冷奴、納豆、味付海苔
昨晩は即席みそ汁と生野菜サラダに、にらを入れるのを忘れてしまった。にらは生食できるので、意外と調法な食材なのである。汁物に入れても良し、サラダに入れても良し、ご飯にのせても良し、で、ある。 不足しがちなビタミンAを豊富に含み──一説によると、100gで成人男子の1日の必要量の約9割をまかなえるとか──、菠薐草に匹敵するほどのカルシウムを含有している。 臭いが気になる、あの臭いがイヤだ、と、云う方もいらっしゃるようであるが、例によって、わたいはいっこうに気にならない。 にらも葱もにんにくも焼肉も餃子も納豆も鶏肝も、臭いがイヤだ、と、思ったことはない。と、云うよりも、臭いを意識したことはない。 柔軟剤も、皮膚が痒くなることはあっても、においを感じるとか、においで体調がどうにかなるとか云ったことは、まったくない。 これすなわち、嗅覚が鈍磨されているのであろう。 ただ、香水の臭いだけはカンベンしていただきたい。香水のにおいは、種類によっては、皮膚のかゆみだけでなく、頭痛、吐き気、めまい、などの症状が惹き起こされ、酷いときには、敵愾心さえ湧きあがってくる。 そんな香水のにおいを振りまいている人間が、「焼肉ぅ〜? あり得なぁ〜い! あれって、においがさぁ〜、服とか、髪とかについてさぁ、サイアクじゃん……」などと云おうものなら、問答無用で、浅野内匠頭をやりたくなる。 |