2019.07.16 Tuesday
虹の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ,生野菜サラダ、チェダー・チーズ
今日は“虹の日”だそうである。 「今日は何の日〜毎日が記念日〜」と云うWebsiteによると、“デザイナーの山内康弘が、「人と人、人と自然、世代と世代が虹のようにつながる日に」と制定”したのだそうで、“七(なな)一(い)六(ろ)で「七色」の語呂合せ”なのだそうだ。なかなか素直な語呂合わせである。 虹はひとつひとつの色が、その独自性を失うことなく、自己を主張しながら、それでいて他の色を侵食することなく、他の独自性を尊重しながら、それでいて、七色のそれぞれがひとつとなって全体を成し、「虹」と云う、それ自体で独自の、美しい輝きを放つ一者となっている。 虹が、あるべき社会の姿、その象徴として採り上げられるのには、如上のような理由があるのである。 また虹は、雨上がりに見られる現象である。このことから、希望の象徴──とりわけ、暗黒や嫌悪の後に訪れる希望の象徴となっている。 今年は梅雨入りが遅かったため、現在でもまだ梅雨である。 梅雨は黙ってなにもせず、ただ待っているだけでも、いつかは明ける。しかし、暗黒の世の中は、黙ってなにもせず、ただ待っているだけでは明けてくれない。些細な一言、僅かな行動でも、しないよりはマシなのである。 問題は、明けたからと云って、明るい日である、とは、限らないことであるが……。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 虹とも希望とも、あるべき社会の姿とも、全然まったく一切無関係の、いつもながらの献立である。 |