2019.07.26 Friday
山内容堂の命日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ、チェダー・チーズ
今日は山内容堂氏の御命日である。 山内容堂、と、云っても、歴史好き、あるいは司馬遼太郎氏の愛読者ででもなければ、なじみは薄いであろう。 我々内で云えば、Macや散作の領分である。 Wikipediaによると、“第15代土佐藩主”であり、いわゆる幕末四賢侯のひとり(後の三人は、第14代福井藩主松平春嶽こと慶永、第8代宇和島藩主伊達宗城、第11代薩摩藩主島津斉彬)である。 四賢侯と評される一方で、“当時の志士たちからは、幕末の時流に上手く乗ろうとした態度を「酔えば勤皇、覚めれば佐幕」と揶揄された”らしい。 女と酒と詩をこよなく愛し、みずから「鯨海酔侯」と称した。 幕末の或る日、某人が坂本龍馬の脱藩の罪を赦免してやってくれ、と、嘆願に訪れたとき、即座に肯ったのはいいが、その男が一筆保証を求めると、持っていた扇子に逆さ瓢箪を書き、「鯨海酔侯」と署名して渡した、と云う逸話がある。 ちなみに、柳ジョージ氏の名曲「酔って候」は、この山内容堂氏をモデルとしている。この曲はわたいも歌ったことがある。こっちはわたいの領域である。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 藩とも藩主とも、酒とも女とも詩とも、一切まったく全然関係のない、いたって平々凡々たる庶衆の献立である。 |