2019.10.15 Tuesday
きのこの日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、乾燥わかめ、とろろ昆布)、肉じゃが、小松菜のわさび和え、かぼちゃの煮物、ぬた、冷奴、納豆、味付海苔
1ヶ月ほど前からの念願だった肉じゃがをやっと料理った。しかも、椎茸入りである。 椎茸を肉じゃがの食材に算することは、以前仕事場でお世話になったアルバイトのかたに教えていただいた。椎茸はエルゴステロール(カルシフェロール、ただし、厳密にはおなじものではないらしい)を多く含み、カルシウムの消化吸収定着に効果を発揮する。使用前に日光にさらしておくのがミソなのだが、今回は1時間ほどしか外に出せなかった。土曜に買うのを忘れ、日曜に買ってきたためで、それもまたやむを得なかろう。いつもなら丸々1日、外に出して存分に日光浴させておく。 豚肉はバラ肉を使うことが多いのだが、今回は小間切れである。なんのことはない、いつもの店に豚バラ肉がなかった、ただそれだけのことである。 いまだに、バラ肉と、小間切れと、切り落としの区別がつかない。バラ肉と、小間切れと切り落としが違うことは、なんとなく分かるのだが、小間切れと切り落としの区別が分らない。分ったところで、献立によって使い分けるわけでもないから、知らずにいてもよさそうなものだが、そこはそれ──哲やんではないが──アリストテレスの名著『形而上学』冒頭の言葉にあるとおり、「人は生まれつき知ることを欲する」のである。 |