2019.10.17 Thursday
神嘗祭の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は神嘗祭なのだそうである。 Wikipediaによると、“宮中祭祀のひとつ”で、“五穀豊穣の感謝祭にあたり、宮中および神宮(伊勢神宮)で儀式が行われる”のだそうである。 この時期似たような行事としてなじみ深いのが、新嘗祭である。こちらはいわゆる勤労感謝の日で、休日になっている。 神嘗祭は、天皇が新穀を神前で自ら食す宮中祭祀「新嘗祭」から先立つこと約1か月(江戸時代以前は2か月)先んじて、伊勢神宮の祭祀として行われる。この両祭の関係について、鈴木重胤は、租の納め始めの9月に先に神宮に奉り、納め終わる11月に天皇がきこしめす(召し上がる)という順序を意味する、と説いた(Wikipedia/「神嘗祭」より)。 要は、新たに取れたお米を天皇が食べる前に、神前にお供えする行事、と、思えば、まず間違いあるまい。なるほど、豊葦原瑞穂国に相応しい行事である。馬、牛、羊、豚、山羊など、生きた家畜を屠って神に捧げる宗教儀式とはエライ違いである。 農耕民族と狩猟民族との差であろう。どちらが穏健平和であるかは云うまでもない。ただし、知性所持者にたいしては。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 宗教儀式とも、新たに収穫された穀物とも、一切まったく金輪際縁のない、いつもながらの献立である。 |