2019.10.21 Monday
あかりの日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、バナナ
今日は“あかりの日”だそうである。 Wikipediaによると、“1879年10月21日にトーマス・エジソンが京都産の竹の繊維を炭化させたフィラメントを用いて白熱電球を完成させたことにちなんで、日本電気協会・日本電球工業会など4団体が1981年に制定”したのだそうである。“あかりのありがたみを認識する日”なのだそうだ。 トーマス・エジソンと云えば、立志伝中の人物の典型として、古くから我が国でも尊崇されている。学校教育に馴染めず、母親から教育を受けて立身した逸話は有名である。 長じてから彼の生涯を調べてみると、まぁ現在なら間違いなく、パワハラ経営者として指弾されているであろう。 ブラック企業精神を体現したような人物である。 彼曰く、「8時間労働が世のため人のためにならないとは言わない。しかしアメリカの青年がお金を稼ぐのに臆病になっていたとしたら、現在のアメリカの繁栄はなかったはずだ」 また、深夜業務に疲労して睡魔に襲われた雇用労働者に、電気ショックを与えて眠気を払ったりもしていた、と、云うことである。 そのほか、企業や特許権の買収、会社の乗っ取り、ライバル会社の締め出し、等々、この方面でもナカナカの辣腕家である。 およそ伝記などと云うものは、当人にとって都合のいい事実しか記されていないものである。 もっとも、子どもにとってはそれでいいのだろうが、長じてまでそれを信奉したままというのは情けない。歴史学と云うものは、一度憶えてしまえばそれで終わり、と、云うものではない、とは、これはMacの言葉である。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 パワハラともセクハラとも、嘘とも誇大宣伝とも、まったく一切全然無関係の、いたってホワイトな、いつもながらの献立である。 |