2019.10.24 Thursday
マーガリンの日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(ピリ辛高菜昆布)、秋刀魚の塩焼き(上半尾)、小松菜のわさび和え、かぼちゃの煮物
うれしい誤算で、晩食用に、と、思っていたかぼちゃの煮物が、昼の弁当に持参してちょうど消費できる量であったことが判った。 昼、晩、と、かぼちゃの煮物が続くことになるが、そんなことは一向に構わない。 若い頃は、またおんなじなの? などと不遜の言辞を吐いていたものだが、いま思い出すと赤面汗顔の至りである。料理る人の苦労をまるで解っていなかったのである。 限られた予算のなかで、家族の健康と栄養を考え、各人の嗜好を斟酌し、空腹にならぬよう量を慮り、飽きぬよう目先の変化、食欲をそそるよう、見栄え彩りに配慮するのみならず、濃過ぎぬよう、薄過ぎぬよう味を調整し……、思っただけでもその苦労がしのばれる。こんなことを毎日せねばならぬのなら、会社でハイハイ云って仕事をしているほうがよっぽど楽である。 第一、戦後のあの食糧難の時代のことを思えば、腹いっぱい食べられるだけでありがたいではないか。 インスタ映えの食品ロスのと云う前に、そのことを考えてみるがいい。 それもできずして、戦争の悲惨さを〜、などと、寝惚けたことを云わないでもらいたいものである。 |