2019.11.07 Thursday
『明日に向かって撃て!』のラスト・シーンの日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)
今日は、映画『明日に向かって撃て!』の主人公ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドがボリビアで包囲攻撃され射殺された日である。 ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドは実在の人物であり、映画は当然実録ではないものの、ふたりが追いつめられてボリビアに逃れ、その地で隠れ家を包囲された末に射殺されたことは事実のようである。 この映画ではブッチ・キャシディをポール・ニューマンが、サンダンス・キッドをロバート・レッドフォードが演じている。 劇中歌“Raindrops Keep Fallin' on My Head”は、「雨にぬれても」の邦訳で、現在なお、我が国でも親しまれている。この曲をBGMに、ポール・ニューマンがキャサリン・ロスを自転車に乗せて楽しげに走りまわる場面は、現在も語り継がれる名場面となっている。 その爽快感あふれる画面構成、演出、キャメラ・ワーク、俳優の演技などは、それまでの西部劇が与える印象を根底から覆し、むしろ西部時代に材を採った青春映画のような感を与える。 そのラスト・シーンも、重包囲の下での一斉射撃による射殺、と、云う、陰惨なものであるにもかかわらず、ストップ・モーションを使用して、その陰惨さを和らげている。 映ちゃんならずとも、強くおススメする、名作映画の一本である。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 西部の強盗団とも、包囲殲滅戦とも、まったく一切金輪際関係のない、いたって平和で穏やかな献立である。 |