2019.12.20 Friday
デパート開業の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(ピリ辛らっきょう)、玉子焼き(2個)、ほうれん草と白菜の胡麻和え、茹で人参&茹でブロッコリ
今週は卵がだいぶ消費された。従前から何度も述べているように、卵は完全栄養食品であるし、使いでもあって重宝なので、極力欠かさないようにしている。卵がなくなって困った、と、なるのは、年に1〜2回くらいのものである。 卵の欠点は、料理の作り置きが難しいことと、廉価の理由を知ったら喉を通らなくなることである。 鶏もそうだが、卵一つが廉価で食卓にのぼせられる過程を知れば、心ある人間なら、あるいは人間の心を持っている存在物なら、いちいち云われなくても、自然に手を合わせて、「いただきます」、「ごちそうさまでした」の言葉が出てこよう。 散作が嘆き、遊冶郎が皮肉っているとおり、最近の日本人は、他のときにはやたら「いただきます」を多用乱用誤用するのに、肝心の食事時には、「いただきます」を云わないのだから、まったくどうかしている。頭のネジばかりか、心のネジも外れていると見える。 そんなことで、他国人の無礼非礼行儀の悪さに顰蹙したり揶揄したり憤ったりできるのだから、面の皮だけはリッパな厚さである。 自国の文化をないがしろにしておきながら、愛国心がどうのこうのとほざける心性とは、いったいどのようなものなのであろうか。 海洋プラスチックごみなどよりも、人の心のごみのほうが、わたいとしてはヒジョ〜に気になるのである。 |