2020.01.28 Tuesday
初不動の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(わかめ、とろろ昆布)、鰺の南蛮漬け、ほうれん草と白菜の胡麻和え、ロール白菜のトマト煮、たくあん漬け、木綿奴、納豆、味付海苔
云うまでもなく、鰺の南蛮漬けも失敗作である。鰺の処理だけでなく、南蛮漬けの素も多く料理りすぎた。 鰺は素焼きにすればまだよかったかもしれないが、なまじ揚げ焼きにしようと色気を出したのが間違いに輪をかける結果になってしまった。失敗のダメ押しである。 南蛮漬けの素は少々多くても、それだけで漬物代わりになり、野菜の摂取にもなるし、酢も入っていることだから健康によろしかろう、と、つとめて前向きに考えることにする。 漬物と云えば、先週末、急にたくあん漬けが食べたくなった。急に、と、云うのも面妖しいが、こないだから金土日の晩食に、お茶漬けが食べたくなってきている。それ以前はインスタントそばだった。それはいいとして、お茶漬けの添え物として、定石通り、たくあん漬けが欲しくなってきたのである。 それで近所のスーパーで買ってきたのだが、どうも味が甘い。鰺が薄いのではなく、文字通り、甘い、のである。大根そのものの甘味なら問題ないし、むしろ大歓迎だし、本来そうあるべきなのだが、どうもそうではなくて、いろいろな人工甘味料の甘さのようである。おまけにこれが結構お高い。 そうなってくると、やっぱりここはひとつ……と、自分で料理りたくなる。今度の土曜日、大根を買ってきてやってみよう。 大根の漬物ならば、鰺とちがって、さほど難しいことも、あるまいし、大いに失敗することもなかろう。なにごとも修行である。 |