2020.02.05 Wednesday
国際刑事警察機構設立の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(食べる唐辛子ふりかけ)、揚げない鶏の唐揚げ、ほうれん草と白菜の胡麻和え、茹で人参&茹でブロッコリ
今週はかぼちゃの煮物がない。かぼちゃが売ってなかったのではなく、冷凍室が満杯状態になり、冷凍保存している食品を処理する必要に迫られて来たのである。 人参もブロッコリも、かぼちゃと同じ、緑黄色野菜である。 緑黄色野菜はβ-カロテンを多く含むが、とりわけ人参には多く含まれている。ほうれん草の約2倍である。 人参のカロテンは皮に多く含まれているので、皮は剥かずに、よく洗って皮ごと調理したほうがよい。生→煮る→油と一緒、の、順に、吸収率がよくなる。生だと約10%、煮ると約30%、油と一緒だと約50〜70%らしい。 ブロッコリには、カロテンはもちろん、多くのビタミンCが含まれている。生でレモンの約2倍、キャベツの約3〜5倍だと云う。 また、ブロッコリには、クロロフィル(葉緑素)が含まれている。赤血球を造り出し、血液をサラサラにする。重宝な、と、云うよりは、欠くべからざる栄養素である。 ただ、この献立の難点は、人参に含まれているアスコルビナーゼと云う酵素に、ビタミンCを酸化させる作用がある、と、云うことである。せっかくのブロッコリのビタミンCが、減殺されてしまうのである。困ったものである。 |