2020.02.10 Monday
フルートの日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、鰯の生姜煮、小松菜のわさび和え、かぼちゃの煮物
小松菜のわさび和えは先週分の残りである。期せずして残ったのだが、ほうれん草と白菜の胡麻和えよりもこちらのほうが、鰯の生姜煮には合うだろう。わさびのさっぱりした風味と味わいが、鰯の脂を洗い流してくれるような気がするのである。 鰯の生姜煮は久しぶりのような気がしない。去年だいぶ料理ったような気がする。今年は初めてだろうか? 節分には鰯の頭を玄関先に吊るして厄を払うと云う風習があるそうであるが、鰯の旬と云うのはいつ頃なのだろうか。調べてみると、真いわしの旬は6〜10月頃なのだそうである。いまは季節外れなのだが、それにしては美味である。もっとも、いわしは日本全国の各地で獲れるため、それぞれの産地で旬が異なっているらしいので、一概にいまの季節に食卓に上る鰯が季節外れとも云えないであろう。 まぁ、旬であろうがなかろうが、うまいモンはうまい! のである。 かぼちゃの煮物はすっかり冬の定番献立となった感がある。ちなみに、かぼちゃの旬は9〜12月頃なのだそうである。 かぼちゃは収穫時期が夏頃であるため、夏が旬である、と、記してある記事もある。旬、と云う単語をどのような意味で理解するかによってその時期が変わってくるようである。 たいていの食材は、収穫時期と食べ頃とが近接しているのか、あまりそのことが意識されないが、かぼちゃは採れたてのものは甘みがなく、貯蔵により甘みが増すため、収穫時期と食べ頃とに開きが出て、いずれを旬とするか、迷うことになる。 わたいが「旬」と云うときは、むろん、食べ頃の時期、を、指す。魚に白野菜にしろ、いつ獲れるかに関心はない。それよりも、いつ市場に出回るか、である。それによって、価格が上下する。もう少し待てば値が下がるのか、いまが最も安値の時期なのか、それによって購買意欲と行動が制御される。重要な情報なのである。 |