2020.02.25 Tuesday
夕刊紙の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、さばの南蛮漬け風、菜の花の辛し和え、かぼちゃの煮物
さばの南蛮漬け風は先週料理ったものである。この季節だし、酢漬けにしてあるし、充分保つだろう、と、踏んだのである。 前回料理ったときに、日曜日に料理って木曜日くらいに美味しくなることが判った。と、すれば、金曜から日曜くらいが食べ頃になる勘定になる。 今日はやや食べ頃を過ぎているが、これは謂わば、賞味期限が過ぎた、と、云うことであって、消費期限はまだまだある……はずである。 菜の花の辛し和えは、秋の秋刀魚の塩焼きとともに、我が食卓に上る、数少ない旬の献立のひとつである。思い返せば、わたいの料理る献立で、旬のもの、と、云えば、この菜の花の辛し和えと秋刀魚の塩焼きくらいしかないようである。 これはなにも、わたい一人の責に帰せらるべきではなかろう。様々な技術革新品種改良によって、なにがいつ旬なのか判らないくらいに、年中いろいろなものが手に入るのである。季節感や風情がないことは侘しいが、入手の利便性には代えられない。 ある時季手に入らなくても、季節感が感じられ、風情があるほうがいい、とは、思わないのである。とりわけ青菜類においてはそうである。 それにしても、わたいの欲するものはたいがい、本来旬があるものであるのは、どう云うわけであろう? 意外と本性は、食通なのかも知れない。 |