2020.02.26 Wednesday
包むの日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、乾燥わかめ、とろろ昆布)、さばの南蛮漬け風、菜の花の辛し和え、かぼちゃの煮物、胡瓜のぬか漬け、木綿奴、納豆、味付海苔
さばの南蛮漬け風の良いところは数々ある。さばだけでも、完全栄養食品、と、云っていいほどなのだから、それをさらに酢漬け、もう一段奮発して南蛮漬け風にまですれば、なおなお、素晴らしい献立となるのも道理だろう。 これだけで野菜が3種類摂取できる(人参、ピーマン、玉葱)。ほかに4種類(ほうれん草、菜の花、かぼちゃ、胡瓜)の野菜を摂取しているので、都合7種類、なんとか目標を達成している。 逆に云えば、さばの南蛮漬け風がなくなる明日以降は、野菜の摂取種類も激減するわけである。まぁ基本として、青菜類だけ抑えておけば、あとはなんとかなる……はずである。 菜の花はアブラナ科に属し、白菜やブロッコリ、青梗菜、キャベツなどの仲間である。 ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、食物繊維などを含み、免疫力の向上、疲労回復、感染症の予防、生活習慣病の予防などに効果がある。 こうしてみると、風邪にかぎらす、新型ナンチャラだの、コロナナントカだのと云っても、最も効果のある予防法は、日本の食文化にありそうである。 マスクなんぞ買いあさるよりも、青い野菜や魚肉、大豆製品を恒常に摂取しているほうが、なんぼか効果があるであろう。 ……いや、ない。そんなことはない。青野菜も魚肉も、納豆や豆腐のような大豆製品も、風邪やインフルエンザ、ましてやコロナウイルスの予防なんかには全く役に立たない。だからこぞって買い求めて、品切れ状態にするのは勘弁してくれ。ふだんから摂取しているまともな人間が、大いに迷惑を蒙ることになる。 |