2020.03.05 Thursday
巫女の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、乾燥わかめ、とろろ昆布)、さばの酢漬け、菜の花の辛し和え、かぼちゃの煮物、たくあん漬け、木綿奴、納豆、味付海苔
昼の記事にも記したが、かぼちゃの煮物が余ったので、昨晩食卓から上せることにした。好みの献立はいくら続こうと苦しゅうないのである。 と、云うことは、逆に考えれば、あまり好まないもの、嫌いなものは、ほとんど口にしない、と、云うことである。 基本、食べないものは無論のこと、食べられないものもないのだが、やはり好き嫌いはある。 たとえば、イカやタコがわたいの食卓に上ることはまずない。手羽先も同様である。そのほか、手のかかる献立も現れない。ブイヤベースだのラタトゥイユ だの、カレーだのシチューだのも同断である。 世間ではひとり者の定番献立と云えば、真っ先にカレーが挙がるらしいが、わたいはいまだに(レトルト以外)料理ったことがない。そもそもカレーが、そんなに好きではないのである。なぜみなカレーが好きなのか、我が家の味=カレー、みたいな風潮があるのはなぜなのか、理解に苦しむのである。 麺類や丼ものも我が食卓には上らない。食する際はもっぱら外食かインスタント食品である。 第一わたいにとっては、麺類は食事ではなく、おやつなのである。食卓に上る際は、汁物に区分される。粕汁やなんかと同じ扱いである。 炒飯、牛丼、豚丼、天津飯、玉子丼、等々の類は、近所のスーパーで出来合いのを買ってくるか、外食である。もちろん、いくら看板を変えようと、従業員殺しのチェーン店で食べる気にはならない。なにが入っているか、分かったものではない。 さばの酢漬けはお買い得であった。二枚おろしが1尾半=380円(税抜)だった。真さばではなく塩さばだったので、手間も省けた。真さばより若干小ぶりではあったが、そこはそれ、やむを得ない。真さばは二枚おろし=480円(税抜)だったのだから。 今回は南蛮漬け風ではなく、甘酢(砂糖と酢)に漬けた。これでも充分美味である。砂糖が入っているわりにはさっぱりして口中がべとつかないし、骨が軟らかくなって丸ごと食べられるのがありがたい。やはり和食の献立は重宝である。 |