2020.03.10 Tuesday
サボテンの日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、乾燥わかめ、とろろ昆布)、さばの酢漬け、ほうれん草と白菜の胡麻和え、かぼちゃの煮物、たくあん漬け、木綿奴、納豆、味付海苔
さばの酢漬けがなくなった。栄養価値が高く、お値段は安く、二枚おろしの片身で昼晩の2食が賄えるのだから、これをリーズナブルと云わずしてなにをかいわんや、である。 酢が健康にいいこともよく知られているところである。なかには日々飲んでいる人もおられるだろうが、わたいはそこまではしない、と、云うか、できない。昔一時やっていたことがあるが、皮膚に悪影響が出たのでやめた。アトピー性皮膚炎患者にとっては、汗に含まれる酢酸がよろしくないのではないだろうか。少なくともわたいにとっては、よろしくなかったようである。 酢にかぎらず、レモンや梅干しなどは、エネルギー代謝を促進し、速やかに疲労を回復させるに大なる効果を発揮する。古人が旅行や遠足などに際して、梅干し入りのおにぎりを持参したのは、実に理に適っていたのである。日本古来の智慧、侮るなかれ、で、ある。 ちなみに、味噌が身体に良いことも、諸人周知の事実だが、これまた古人は、焼き味噌や飛脚玉などの形態で、持参していたものである。 西洋にはこのような簡便な旅行食はあるまい。せいぜい二度焼き麺麭(ビスケットの先祖)くらいのものであろう。もっともそのおかげで、瓶詰や缶詰が発明されたのであるが。 |