2020.03.11 Wednesday
コラムの日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(わかめ、とろろ昆布)、鶏ささみの味噌漬け焼き、ほうれん草と白菜の胡麻和え、かぼちゃの煮物、熟成キムチ、木綿奴、納豆、味付海苔
鶏ささみの味噌漬け焼きがお気に入りのひとつであることは、これまでにもたびたび記してきた。以前にいた仕事場の女性に教えてもらった献立である。 どこかのお店で出されたものなのだそうで、本来は油で揚げているのだそうである。 わたいの場合は、最低でも一晩漬けこんでおいた鶏ささみを、クッキング・シート、もしくは油を引いたフライパンで焼くだけである。 ただ今回は、フライパンに入れた油が多かったのかも知れない、味噌漬けにしたささみを入れた途端、派手な音を立てて油が爆ぜた。焦がさなくてすんだのは結構だったものの、逆になかなか狐色にならず、いつもより時間がかかった。削ぎ切りにはしたものの、じっくり火を通そうと考えて、中火で焼いたからかもしれない。まぁ、強火で焼いて、焦がしたうえに火が通っていない、などと云うようなテイタラクになるよりも、はるかに上出来だろう。 昼の弁当が手抜きになった分、晩食が豪勢になったか、と、云うと、そうはならない。 基本、土曜日に食材の買い出しに行って、日曜日にいっぺんに料理るのだから、豪勢になるのなら昼の弁当も晩食も豪勢になるし、ときとして、朝食まで豪勢になる。当然、逆の場合は、すべてが手抜きになる。今週は後者のようだ。 しかし考えてみれば、主菜すら料理るのが邪魔くさくなって、サバ缶やイワシ缶、さんまの蒲焼き缶などですましたこともある。それを考えれば、まだ上出来だろう。もっともこの調子だと、来週あたり、そうなりそうな気がしないでもないが……。 |