2020.05.21 Thursday
板垣退助の誕生日の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、肉じゃが、ほうれん草のお浸し、きのこ類の佃煮、木綿奴、納豆、味付海苔
木綿豆腐もカルシウムを豊富に含んでいる。絹ごし豆腐と比較して、の、話ではあるが。しかし、植物性のたんぱく質が豊富で、しかも他の優良な栄養素を豊富に含んでおり、それでいて低カロリーなのだから、ありがたい食材である。 ほうれん草も、小松菜には劣るが、それでもカルシウムの良き供給源たりうる。カルシウムだけに特化して比較してみれば、なるほど、他にも含有量の多い食材はあろうが、豆腐やほうれん草、小松菜などは、他の栄養素も豊富に、バランスよく含んでいるため、総合すれば、やはり優秀な食材としての軍配はこれらに上がる。 いったいに日本は火山国の島国であり、土壌中に含有さるべきカルシウムが地表に露出し、しかも噴火流などに流されて、ほとんど残存していない。同じ島国である英国との違いがそこにある。 英国は土壌中に豊富なカルシウムが残存しており(ドーバーの白い壁はカルシウムそのものが露出したものであるらしい)、そこで生育する野菜や牛馬などは、充分なカルシウムを摂取できるのである。 土壌中のカルシウム含有量が少ない日本では、そうはいかない。意識してカルシウムを摂取しないと、どうしても不足してしまうのである。地政学ならぬ地栄養学なるものがあるとすれば、まさにその観点からして、日本人のカルシウム不足は、国民的宿命、と、云えるだろう。 |