2020.05.28 Thursday
花火の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(みそかつおにんにく)、メンチカツ、ほうれん草のお浸し、かぼちゃの煮物
関東ではメンチカツと云い、関西ではミンチカツと云う。 わたいは関西文化圏で生まれ育ったため、当然、ミンチカツが正流だと思っていた。周囲の人々もみな、「ミンチカツ」と、発音していた。 最初に「メンチカツ」を知ったのは、本によってである。そのときは、誤植に違いない、と、信じて疑わなかった。その後たびたび、「メンチカツ」と表記されているのを目にするにつけ、そちらのほうが正流なのか、と、思うようになった。 「メンチカツ」が正流で、それが関西方面では訛って「ミンチカツ」になったのか、と、思った。 ところが、いろいろなWebsiteを閲覧してみると、そうでもないらしい。関東、関西で、それぞれ別個に誕生した結果、それぞれそのような呼び方になったらしいのである。なるほど、面白いものである。 それにしても、ピーマンの肉詰めひとつ覚えただけで、ハンバーグ、メンチカツ、と、ヴァリエーションが拡がる。損得で物事を考えると人間がさもしくなるが、なんだか得した気分である。 |