2020.06.03 Wednesday
和同開珎発行の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(みそかつおにんにく)、玉子焼き(2個)、ほうれん草のお浸し、わかめと野菜の酢漬け
ほうれん草のお浸しにすりごまをかけた。胡麻には健康に良い油が含有されている。いわゆる、ごま油、と、云うヤツである。 ごま油には、オレイン酸やリノール酸のような不飽和脂肪酸が多く含まれており、コレステロール値を下げ、血管を強くする効果がある。また、セサミンやセレンの抗酸化作用により、活性酸素のダメージから細胞を守る効果がある。 そんなごま油は、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などを予防し、がんや生活習慣病から身体を守る働きをする。 オリーブ油とともに、重宝な油である。もっとも、それだけ高価でもあるのだが……。 さて、油がビタミンAの摂取を促進することは、これまでもたびたび述べてきたところである。今回すりごまをかけたのも、その効果を期待してのことである。 もちろん、今日1回だけでは何ほどの効果もないだろうし、微量であればなおさらだが、なにもしないよりはましであろう。富士のお山も土塊から、1円を嗤うものは1円に泣くのである。 卵が完全栄養食品であることは、これまでもたびたび述べてきたところである。惜しむべきらくは、葉緑素がかけていることくらいで、あとは必要な栄養素を、ほぼ完全に含有している。 卵はコレステロール値が高く、ために、その摂取個数は1個/日と云われてきたが、わたいが実践上の見地からこの説に反対してきたことは、みなさんもよくご存じのことと思う。 げんにわたいなどは、数年前まで、健康診断の結果として、コレステロール値が基準未満だったのである。そんな人間に、卵は1個/日、などとは、ドリフのコントである。 |