2020.07.01 Wednesday
プラスチック製買物袋有料化開始の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、ロール白菜のトマト煮、野菜とわかめの酢漬け、茄子とゴーヤとピーマンの佃煮、木綿奴、納豆、味付海苔
ゴーヤも菜の花や秋刀魚とおなじく、旬の食べ物である。と、云えば変に聞えるかも知れないが、ハウス栽培だの品種改良だのと、農耕栽培技術の発達で、一年をとおして手に入る食材ばかりになって久しいこの世のなかで、ほんとうにその時季にしか手に入らない数少ない品がある。そのうちのひとつがゴーヤである。冬にゴーヤが手に入った例はない。 ゴーヤはクセがあって好き嫌いが激しいらしいが、わたいは注し手癖が強いとも思わないし、ゴーヤ・チャンプルなどは大好物のひとつである。なのに料理らないのは、玉子を使用するため、日保ちがしない(だろう)からである。 その代わり、と、云ってはなんだが、佃煮にはよくする。今回は茄子とピーマンを一緒にした。ゴーヤ、茄子、ピーマン、それぞれ別個に、佃煮にする料理法を知り、いっそのこと、と、全部いっぺんに入れたのである。 同じ味つけだから、不都合は生じない。見映えは悪いかも知れないが、インスタ映えを狙って料理っているわけではないのだから苦しゅうない。それよりも、栄養と味である。味は自分が食べるに耐えられればいいのだから、これまた困難は来たさない。栄養価が高いことは云うまでもなかろう。 コツは、すべて、大きめに切ることである。煮詰めている間に煮崩れしたりするからである。あとは弱火以上の弱火にして、ゆっくりじっくり煮詰めることである。手間はかけない代わりに、時間はかけるのである(?) 時をかけるのは少女だけとはかぎらないのである。 |