2020.08.04 Tuesday
箸の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、ピーマンの肉詰め、小松菜のわさび和え、野菜の酢漬け、茄子の辛子漬け、木綿奴、納豆、味付海苔
蒸し暑い湿度に活気と食欲を奪われがちな夏の日には、酢のものが重宝である。胡瓜もみやもずくなど、真っ先に箸が伸びる。酢は食欲を刺激してくれるとともに、栄養分をすみやかにエネルギーに変換してくれる。夏バテ予防と云うと、鰻や焼肉しか思い浮かばない人は残念である。酢のものこそ、夏バテ予防の隠れた主役とも云うべき献立である。 今回の野菜の酢漬けは、以前にも記したが、キャベツ、もやし、人参、玉葱、と、4種類の野菜を使用している。ビタミンC、β-カロテン、血液サラサラ成分、と、栄養価の宝庫となっている。夏に不足しがちな栄養分が、この一品でほぼ賄える。 以前に書いたかどうか忘れたが、鶏卵には鰻とほぼ同等の栄養分が含有されている。難を云えば、卵のほうが鰻より、コレステロールがやや高い。しかし巷間云われているように、1日1個、などと制限するほどのこともない。そこまでコレステロール値が高いのならば、そもそも鰻料理自体、敬遠した方がいい。栄養価がほぼ等価なら、わたいは迷わず鶏卵を選ぶ。家計に及ぼす影響が少ないからである。 栄養価の面から考えれば、わたいは平日の晩は毎食、鰻丼を食していることになる。なんと贅沢なことか! |