![]() 2020.08.26 Wednesday
シルマンデー・ユースホステルの日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(茄子の辛子漬け)、揚げないミンチカツ&玉子揚げ、小松菜のわさび和え
揚げない玉子揚げと云う、〝大人女子〟なる言葉にひとしい形容矛盾の献立は、揚げないミンチカツに使用した溶き卵と小麦粉とパン粉の残りを混ぜ合わせて料理ったものであり、これもまた、母者の直伝である。使用した食材を無駄にしない、しかも味がよく、栄養分にも秀でている、すぐれものの献立である。 ミンチカツが俵型になり、またこのあげない玉子揚げが結構嵩を取ったので、茄子とゴーヤとピーマンの佃煮風を入れる余地がなくなってしまった。それはそれで、已むを得まい。 野菜の摂取量が減ってしまった、と、思ったが、よく考えてみると、ミンチカツのなかに、玉葱、人参、キャベツを仕込んで(?)ある。これだけで、3種類の野菜を摂取していることになるわけである。揚げもの(揚げない、とは、銘打っているが)にしては、健康的な献立である? ご存知の方はご存知のとおり、玉葱は弱火でじっくり、30分かけて炒めるのが、わたい流――正確に云うと、母者流――である。今回わたいは、玉葱一玉、人参一本を、その要領で炒めた。キャベツは1/4の半分、すなわち1/8を、おなじく30分悼めようと思ったが、こちらは油が少なかったのか、15分炒めるのがやっとだった。それでもこれだけ炒めると、それぞれの旨味が抽き出され、格段に味がよくなる。なるほど、何事につけても、先達はあらまほしきことなり、で、ある。 ![]() |