![]() 2020.10.28 Wednesday
おだしの日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は〝おだしの日〟なのだそうである。 Wikipediaによると、〝おだしの素材となる、鰹節の製法「燻乾カビ付け製法」を考案した和歌山県日高郡印南町の漁民、2代目角屋甚太郎が、1707年のこの日に発生した宝永地震で亡くなったことから、株式会社太鼓亭が2016年に制定〟したのだそうである。 だしは和食に欠かせない味付けであり、鰹節は昆布、じゃこと並ぶ、だしの素、で、ある。和食の唯一の欠点とも云うべきは、ややともすると、その味付けに、塩と砂糖が多量になりがちなところにある。それを回避するには、だしをしっかりとって、だしの旨味を存分に利用するにある。 わたいは煮物や汁物を料理る際には、だし昆布とだしじゃこを使用する。だし昆布のグルタミンサンが、うまみ成分であり、このうまみ成分を抽出し、あるいは化学製法によって合成したのが、いわゆる味の素であることは、既にご存知のことであろう。 それはそれで画期をなす発見発明であり、その功を否定する気は毛頭ないのだが、しかし化学調味料よりも、自然の調味料のほうが健康上よろしいことは、だれしも否定できるものではあるまい。 もっとも最近では、その自然の調味料たるべき、塩や醤油、味噌、だし昆布、だしじゃこなども、より旨味が出るように、またより大量に生産できるように、化学上の作用が施されているとも聞く。嘆かわしいことであるが、これも現代人の宿命であろう。せめて、より自然のものに近いものを使用したいものである。 ![]() |