ろ〜りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

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Essay(随筆)と云うよりはSketch(走り書き)
Sketch(走り書き)と云うよりは……?

 注)タイトルに「*」のついた記事は「ネタバレ記事」です。ご注意ください。
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『ドラえもん』のなかに……
『ドラえもん』のなかに、こんな場面がある。
広場にのび太やしずちゃんやスネ夫やの、いつもの面々が集まってくる。
今日はなにをして遊ぼうか?
――野球!
――サッカー!
――鬼ごっこ!
――かくれんぼ!
「あやとり!」と、のび太が云ったのは、いかにものび太らしい。
みなの意見が出そろったところで、ジャイアンが、
――すもう!
と、ひと声上げる。
するとみなが、
――すもうでもいい。
――ぼくも。
――見るだけなら(と、これは、しずちゃんである)。
――すもうやりたい。
と云うが、その表情は、ちっとも嬉しくはなさそうである。
のび太だけが、いわゆる空気を読めず、
――あやとり!
と、叫ぶが、ジャイアンににらまれて、
――すもうをやりたい。ぜひ……。
と、身体を震わせる。
結局みんな、すもうをやることになる。
「日本はムリヤリ、韓国・朝鮮を併合したのではない。
あれは韓国・朝鮮のほうから、『自分たちを日本のなかに入れてください』と、頼んできたのだ」
と、云う人々がいる。
なるほど、表面上から見れば、そうであろう。
ちょうど、のび太やスネ夫やしずちゃんたちが、すもうをやりたがったように……。
| 遊冶郎 | 悪魔のつぶやき | 17:16 | - | - |
『風の谷のナウシカ』と云うアニメ映画のなかに ……
『風の谷のナウシカ』と云うアニメ映画のなかに、こんなセリフがある。
敵軍に捕まった、老農夫の言葉である。
「あんたがたの姫さんも姫さんじゃろうが、わしらの姫さんとは、だいぶ、ちがうのぉ。
(と、節くれだった手を出して)
見てくだされ、この汚い手を。この汚い手を、姫さんは、きれいな手じゃと云うてくださる。働き者の、きれいな手じゃ、と、な」
 
人間、齢を経れば、容色は衰える。頬はたるみ、皺はより、シミやそばかすも出てくる。それは自然の摂理、人間の力ではいかんともしがたい。
主婦は、家族が幸せに暮らしていけるように、毎日毎日、その健康を気づかって食事をつくり、掃除をし、洗濯をし、蒲団を干し、懸命に働く。
盆も暮れも正月もなく働く。いや、みなが憩える盆暮れ正月だからこそ、みなが心置きなく憩えるように、主婦たちは働く。
そして歳を取り、手肌は荒れ、皺が寄り、たるみもできる。
しかし、そのなかにこそ、輝くような女性の美しさがあると思う。
ほとんどの女性が化粧をするが、「化粧」とは、「化け」、「粧う」と書く。
男と生まれたからには、そのような外面の美に惑わされることなく、内面に輝く女性の美を見出したい。
その美しさこそが、ほんとうの女性の美しさであり、その美しさを見出してこそ、ほんとうの男であると思うのである。

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| Woody(うっでぃ) | 気まぐれなコラム | 17:13 | - | - |


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