2016.09.02 Friday
ちょっといい言葉 其の壱〜春夏冬二升五合
9月に入って、暦の上では秋だが、まだまだ残暑は厳しい。
日本は四季折々の風物景色が美しい国であるが、昨今は春も秋も無きに等しく、ほとんど夏と冬だけではないか、と、訝られるようになってしまった。 そこで、こんな言葉を思い出した。 「春夏冬二升五合」 これは「商い(“秋”が無い)ますます(升=“しょう”は“ます”とも読むから、二升=“にしょう”で“ますます”)繁盛(一升は十合、ゆえに十合の半分=五合は、半升)」と読む。 |