トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、トマト・ジュース、バナナ(2本)
昨日、本2016年のノーベル生理学医学賞が、東京工業大学名誉教授の大隅良典氏に授与されることが発表された。大隅氏の受賞によって、3年連続で日本人がノーベル賞を受賞すると云う偉業が達成された。ちなみに授賞理由は、「『オートファジー』のメカニズムの解明」によるそうだ。(for his discoveries of mechanisms for autophagy.)
なんのことやらサッパリ解らないが、なんにしても、めでたいことには違いない。
日本人の、日本での研究成果が、世界中で評価される、と、云うのは、嬉しいことである。これに、「日本人が認めた」と云う形容がつくと、なお嬉しい。
恥をさらすようだが、わたいはこれまで、氏のお名前も、したがって、その研究についても、なんら知るところがなかった。
それが氏がノーベル賞を受賞なされた途端、あたかも知人であるかのごとく、これを喜び、もてはやすのだから、我ながら、軽薄と云おうか、ミーハーと云おうか、いささか忸怩たる思いなきにしもあらず、で、ある。
ちなみに、日本では、「医学生理学賞」と表記するが、精確には「生理学医学賞(Nobel Prize in Physiology or Medicine)」である。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関係もない。
バナナが2本に増えたのは、氏の受賞を祝してのことではなく、単にいつもの店で、いつもの値段(百円)で、いつもの倍買えた、と、云うだけのことである。