ろ~りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

Blog(日記)と云うよりはEssay(随筆)
Essay(随筆)と云うよりはSketch(走り書き)
Sketch(走り書き)と云うよりは……?

 注)タイトルに「*」のついた記事は「ネタバレ記事」です。ご注意ください。
  << December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
三木武夫内閣発足の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(わかめ、とろろ昆布)、鰤の素焼き、小松菜のわさび和え、ツナと白菜のスープ煮、茹でキャベツと大根の酢漬け、木綿奴、納豆、味付海苔


鰤3切れを、煮つけ…2切、素焼き…1切、に、した。
素焼きでも結構美味い。ビタクラフトのフライパンを使うと、さほどの火力を必要とせず(精確には、強い火力を用いてはならないフライパンなのである)、焦げ付かず、いい具合に焼きあがる。魚焼きグリルなど使用しなくても充分である。あらかじめ塩を振っておいて、塩焼きにしてもよかったかもしれない。
小松菜のわさび和えは、昼の弁当のお菜と同じく、先週からの残り物である。ゆえに、小松菜のわさび和え、と、云うよりは、小松菜のわさび漬け、と、云ったほうが適当かもしれない。どこぞの国の野党ではないので、名称はどうでもいい。問題は、腹をこわすかどうか、で、ある。それに、どちらにせよ、栄養価に変わりはない……はずである。
とにかく、小松菜のわさび和え変じて小松菜のわさび漬けになろうとも、断じて一汁三菜は固守しているつもりである。
それにしても、小松菜のわさび和えや、大根の酢漬けはともかく、茹でキャベツはそろそろ片付けないと、いくらなんでもアブなくなってきそうだ。
| ろ~りぃ | ろ~りぃの食卓 | 21:07 | - | - |
三木武夫内閣発足の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、鰤の煮つけ、小松菜のからし和え、かぼちゃの煮物


やっと念願の(?)鰤の煮つけを料理った。これは味付けに出来不出来の差が少なく、安心して料理れる献立のひとつである。以前から大好きで、よく料理っていたのだが、ここのところ値段が高くなっていけない。養殖ものが2切=500円前後する。
今回買ったのは、3切=680円(税抜)だから、まずまず廉いほうだろう。それにしても、1切=1食=227円近くするのだから、鰯や秋刀魚には較べるべくもない。豚肉や鶏肉のほうが、1食当たりの単価は廉くつく。
四方環海の海洋国家ニッポンで、なんで獣肉類よりも魚肉類のほうが高い生活を送らにゃならんのだ、と、いつも思ってしまう。
Macや遊冶郎が云うように、高度経済成長によって、工業産業が一定の発展段階に達し、成果を上げたのだから、いい加減農林水産業に注力するべきだ。それも〝食糧省〟とその名称を変更して、流通商業部門の当該管轄領域をも吸収し、食糧自給率の上昇と、自立自存し得る食糧生産量の確保ならびに流通、食糧安全性の向上確立に努めるべきであろう。そして、英語を習わせるより先に、食に関する知識を教えるべきである。
と、云っても、利権と保身にしか関心のない政治家や官僚を選んでいる国民が住む国では、まず無理だろうなぁ……。
| ろ~りぃ | ろ~りぃの食卓 | 21:04 | - | - |
三木武夫内閣発足の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、みかん(2個)


1974年(昭和49年)の今日、所謂金脈問題で総辞職した田中角栄内閣に代わって、三木武夫氏を首班とする内閣が発足した。
三木武夫氏は様々な意味で魅力のある人物で、先ごろ亡くなられた中曽根康弘氏を称して「平成の妖怪」、現総理の祖父である岸信介氏を称して「昭和の妖怪」と呼ぶが、Macや遊冶郎に云わせると、「妖怪」の異名に最も相応しいのは、この三木武夫氏である、と、云うことである。
なにしろ三角大福(ポスト佐藤栄作を争った、三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫の四氏を指して、当時の報道関係者はそう呼んだらしい)の死闘の渦中をしのぎ、その合間を潜り抜けて総理の座を射止めた中曽根康弘氏をして、「三木さんのえげつなさにはついていけない」と、嘆息せしめたほどの力量である。
戦後最大の異能の政治家と、一部で云われている田中角栄氏をして、「俺とサシで勝負できるのは三木武夫だけだ」と、云わしめた人物である。
どうしてどうして、〝クリーン三木〟だけでは片づけられない人物である。
その〝クリーン三木〟を前面に押し出してのイメージ戦略、小政党を率い、小派閥の領袖として、戦後政界や自民党内を渡り歩いて要職を占め続けた(ポスト佐藤栄作の地位を争った、先の三人が、それぞれまだ陣笠の一代議士や、省庁官僚であった頃、すでに入閣していた!)権謀術策の技、そして検察権力や報道機関を操ってロッキード疑獄を拡大し、政敵である田中角栄氏を事実上の政界引退に追い込まんとしたその手口、まさに「妖怪」である。
政治学者の倉山満氏によると、佐藤栄作以後に長期政権を築いた中曽根、小泉、安倍の各氏は、みなこの三木武夫氏の手法を研究し尽くしている、と、云う。
まさに恐るべき怪異の政治家である。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
妖怪とも化物とも、政治家とも官僚とも、政権争奪抗争とも権謀術策とも、まったく一切どこからどう見ても、まったく無縁の、いたって清廉潔白、簡素清貧、正直一徹の、いつもながらの献立である。
| ろ~りぃ | ろ~りぃの食卓 | 21:02 | - | - |


 SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
LINKS
PROFILE
OTHERS