2019.11.06 Wednesday
馬琴忌の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、乾燥わかめ、とろろ昆布)、秋刀魚の塩焼き(上半尾)、小松菜のからし和え、かぼちゃの煮物、木綿奴、納豆、味付海苔
さすがに旬のものだけあって、秋刀魚が旨い。脂がのって、実に好い味である。いま気づいたのだが、「月(肉月)」に「旨」いと書いて、「脂」となる。と、すると、字義からすれば、脂ののってる肉が旨いのは当然なわけである これだけ旨いと、当然のことながら、1匹丸ごと食したいものだが、それは贅沢である。金銭上に問題はないが、腹囲上に問題がある。血液検査で異常は見られないとは云え、せっかく基準値以内に入った腹囲を復活させるわけにはいかないのである。 かぼちゃの煮物が、今回は鹹かった。醤油を入れ過ぎたのかもしれない。なかなかうまくはいかないものである。なにしろ分量がすべて、適当、目分量、カン、なのだから、やむを得ないと云えばやむを得ない。数をこなして身体で憶えることである。“Don't think,feel”である。 小松菜のからし和えは、なるほど、ここまで漬かってしまえば、わさびもからしも区別はないようである。先日記したように、もともと辛味成分自体はおなじだと云うから、それもそのはずである。わさびにしろ、からしにしろ、味付け及び食欲増進のためなので、栄養価の面からはさほど期待していない。早い話が、どちらでもいいのである。 |