2018.12.11 Tuesday
沢庵忌の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白葱、白菜、突蒟蒻、ニラ、もやし、貝割、薄揚げ)、菠薐草と薄揚げの煮浸し、カボチャの煮物、冷奴、納豆、味付海苔
大根がホクホクで、ことのほか美味である。やはり寒くなると、粕汁がありがたい。 出汁は昆布と煮干しでとっている。昨年来、あじにぼしが好みなのだが、近所のスーパーでは売っていない。駅前の大型スーパーの食品売場ものぞいてみたが、やはりない。通販で取り寄せようと思ったら、送料が商品の価格と同じくらいかかる。そこまでしてこだわるつもりはない。やむなく、普通の煮干しで我慢する。普通の煮干しでも、いい出汁はとれる。鰯のつみれや薄揚げからもだしが出て、まろやかな味になる。 おそらくだが、塩紅鮭からも、いい出汁が出ていることだろう。 汁物のいいところのひとつは、様々な具材からも出汁が出て、味が深くなることである。ことに日本の汁物は、多くの具材を入れることが出来るので、いっそうその感が強い。もちろん、多くの栄養分を、まんべんなく摂取できる利点もある。そうなってくると、汁物、と、云うよりもむしろ、鍋物に近いような気がしないでもないのだが……。 |