トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、りんごヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は“チンチン電車の日”である。
Wikipediaによれば、“1903年のこの日、東京電車鉄道の路面電車が営業を開始し、東京で初めて路面電車(チンチン電車)が走ったことを記念”して制定された、と、云うことである。
1903年と云えば、明治36年である。
日露戦争開戦の前年である。散作によれば、この年漱石36歳、文部省留学生として留学していた英国から帰国し、4月に第一高等学校と東京帝国大学の講師に就任した。
9月には大阪で、日本初の市電である大阪市電が開業した。
10月には現行メジャーリーグの第1回ワールドシリーズが、11月には第1回早慶戦が行われた。
12月にはライト兄弟が、人類初の動力飛行に成功している。
そんな時代に、日本では初めて、チンチン電車が路面を走ったのである。それ以前からは、馬が客車を牽く“馬車鉄道”なるものが存在していたそうである。
なお、“チンチン電車”の呼称が、電車に付随した鐘を鳴らした際の音色に由来するものであって、男性器の幼児語から来ているものでないことは、云うまでもあるまい。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
路面電車の愛称の由来が何であろうと、そんなこととはまるで無縁の、いたって非文化な献立である。