2018.08.30 Thursday
冒険家の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、味噌汁(長ねぎ、白菜、えのき、焼麩、ニラ、もやし、貝割、乾燥わかめ)、豚肉の生姜焼き、小松菜としめじと油揚げの煮浸し、オクラとモロヘイヤのネバネバ和え、ゴーヤと茄子の佃煮、冷奴、なます、納豆、味付海苔
晩食だけで13種類である。我ながら、大したものである。なますや佃煮と云った、小鉢もの(?)の影響も大きい。 考えてみれば、じつに久しぶりに、豚肉の生姜焼きを料理ったような気がする。豚肉の生姜焼きも、わりと早めにその料理り方を憶えた献立である。その頃はキチンと生姜を摩り下ろしていたのだが、昨今ではもっぱらチューヴ入りのを使用している。学生時分と違って、時間に余裕がないのである。 モロヘイヤは以前から探していたが、なかなか売ってなかった。それが先週あたりから店先で目にするようになり、しかも廉価なので、買ってしまった。 モロヘイヤが「王様の野菜」と呼ばれ、ほうれん草をはるかに上回る栄養素を具備していることは、今ではすっかり、有名になっている。ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄、ムチンなどをふくみ、皮膚や粘膜の健康、免疫力・抵抗力強化、生活習慣病の予防、糖質や脂質の代謝促進、高血圧の防止、貧血予防などの効能があると云われている。ほとんど、“薬草”である。 あのネバネバが、どうも苦手だ、と、のたもう向きも多いことだろうが、あのネバネバこそがいいのである。あのネバネバ(ムチン)が、たんぱく質の分解、吸収を促進し、さらには解毒作用を発揮して、体内の老廃物をすみやかに排除してくれるのである。わたいなどは、わざとネバネバさせて食するくらいである。人間関係のネバネバしたのは願い下げだが、ムチンを含有する食品は、大いにネバネバさせて食するべきである。 |