2019.10.18 Friday
統計の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(みそかつおにんにく)、肉じゃが、菠薐草と白菜の胡麻和え、ぬた、山芋の上のオクラ
肉じゃがにカレー・パウダーを振りかけた。いささか振りかけすぎたかもしれない。 最初にこれをやったときは、 ──いっそすなおにカレー料理ればよかったじゃん。 と、云われた。 云われてみればそうだ、と、思ったが、そこはそれ、天邪鬼なわたいのこと、 ──それもいいけど、カレーは弁当に持っていけないからな。 素直ではないのである。 ライスなしドライカレー、あるいはカレー風肉じゃが、で、ある。夏の間になにかスパイシーなものを、と、思っていたのだが、夏の間はとても肉じゃがを料理る気がしなかった。我ながらわがまま勝手なものである。 白菜はまだ早いようだ。それでも味はいい。なまじふにゃふにゃしていなくて、歯応えがあっていい。 菠薐草や小松菜もそうだが、しっかり噛んで食べることによって、旨味が出て、素材本来の味わいが口中にひろがる。 それによく噛んで食べることは、顎の発達を促し、唾液の分泌を促進して栄養分の消化吸収を助ける。ひいては脳の働きをもよくする。 いくらグローバル化における教育だの、ノーベル賞をとれる学者だのとお騒ぎ遊ばされても、肝心のお頭脳の発達がミジュクだとなんにもならない。そしてその基礎発達は、幼少時からの食事のありかた──食材、献立、食べ方、等々──も、大いに与かっている〔ハズな〕のである。 |