ろ〜りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

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今月今夜のこの月を……の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、玉葱、キャベツ、椎茸、えのき、突き蒟蒻、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草としめじのお浸し、カボチャの煮物、冷奴、納豆、味付海苔


弁当のお菜の小松菜のわさび和えには油揚げを入れたのに、晩食のお菜のほうれん草としめじのお浸しには入れ忘れた。不覚である。
昨日も記したが、青菜類に多く含まれているビタミンAは、脂溶性なので、油とともに摂取すると効率が良い。そのため、油揚げと一緒に摂取しよう、と、思っていたのに、忘れてしまったのである。
もっとも、粕汁に油揚げを入れているので、消化吸収される時点では、一緒になっているだろう、と、思われる。
ただ、以前にも記したが、ビタミンDが豊富なしめじを、カルシウムが豊富なほうれん草とともに摂取できるようにしていることは、我ながら、アッパレ、と、思う。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 22:06 | - | - |
今月今夜のこの月を……の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(ピリ辛らっきょう)、山菜と高野豆腐の煮物、小松菜のわさび和え


久しぶりに、ピリ辛らっきょうをトッピングした。
わたいは、ビタヴァレーと云う、ビタミンB1とB2を強化した麦を米に混ぜて炊飯しているが、らっきょうは、そのビタミンB1の消化吸収を、通常の7倍にも高めてくれるのである。
その一方で、脂肪の吸収や血糖値の急上昇、コレステロール値の上昇などは抑制し、腸内環境を整えてくれる。つまり、肥満や糖尿病など、生活習慣病の予防に効果を発揮し、さらにはがん予防にもなる、と、云う。まさに、らっきょうさまさまである。
らっきょうは、いわゆる精が強いので、食べ過ぎると胃腸に負担がかかるらしく、5粒/日が目安だそうである。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 22:05 | - | - |
今月今夜のこの月を……の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)


「今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」

あまりにも有名な、間寛一のセリフである……、と、云っても、21世紀も1/5を過ぎ、平成もカウント・ダウンの始まった今日では、知る人も少ないだろう。
明治期の小説家、尾崎紅葉の『金色夜叉』のセリフである。
精確には、小説『金色夜叉』を基にした芝居や映画のなかのセリフであって、原作では次のようになっているそうだ。

「吁(ああ)、宮(みい)さんかうして二人が一処に居るのも今夜ぎりだ。お前が僕の介抱をしてくれるのも今夜ぎり、僕がお前に物を言ふのも今夜ぎりだよ。一月の十七日、宮さん、善く覚えてお置き。来年の今月今夜は、貫一は何処(どこ)でこの月を見るのだか! 再来年(さらいねん)の今月今夜……十年後(のち)の今月今夜……一生を通して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも僕は忘れんよ! 可いか、宮さん、一月の十七日だ。来年の今月今夜になつたならば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、月が……月が……月が……曇つたらば、宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のやうに泣いてゐると思つてくれ」(Wikipediaより)

貧乏学生の間寛一は、許嫁の鴫沢宮が富豪の富山唯継に嫁ぐことになったのを激怒して、熱海の海岸で宮を問い詰め、縋り付く宮を蹴り飛ばす。
そこで寛一の口を突いて出るのが、前述の名セリフである。
ちなみにこの熱海の海岸の場面も、名場面、と、云われている。
しかし現在では、宮に如何に落ち度があろうとも、また如何に宮が腹黒かろうとも、とても寛一のようなマネはできまいし、やれば批難の矛先は、いっせいに寛一に向くであろうことは、火を見るよりも明らかである。
時代の流れ、意識の変化、と、云うものであろう。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
裏切りとも罵りとも無縁の、いたって平和温和な献立である。
それはともかく、この日、寛一お宮は、熱海の宿で、どのような献立の食事を喫したのであろうか。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 22:03 | - | - |


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