2018.10.03 Wednesday
立憲民主党結党の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、味噌汁(大根、人参、玉葱、キャベツ、白菜、長葱、えのき、ニラ、もやし、貝割、うすあげ、焼麩、乾燥わかめ)、甲子園弁当、小松菜としめじの煮浸し、カボチャの煮物、なます、冷奴、納豆、味付海苔
去る土曜日は、生まれて初めて、と、云っていいくらい、だら〜んとして、なにごとをもする気力も、なにごとをも考える気力すら、失ってしまっているような状態だった。生きた屍とは、こんな状態を云うのだろうな、などと、漠然と思ったものである。 振り返って思うに、2泊3日の八戸行の旅程が、意識上には昇っていなくても、やはり堪えていたのであろう。肉体にも、神経や精神にも。 そんなときには、ひたすら眠るに限るのだが、このときは一向に眠くもならず、はなはだ難渋した。 食事面から云えば、疲労したときには、酢のものを摂ることが勧められるようである。 日本では昔から、遠足やピクニック、行軍演習などの際には、梅干入りのおにぎりや、いわゆる日の丸弁当など、梅干を持参したものである。 また、夏場の体力が減退するような時期には、胡瓜の酢のものなどが、よく食卓に上ったものである。 梅干しや柑橘類、酢などには、エネルギーの代謝を促進して疲労を軽減させる効果があるのである。 そんなわけで、味噌汁の具材にした大根と人参も余ったことだし、なますを料理ってみよう、と、考えたわけである。 以前にも記したとおり、なます、と、云えば、正月の食べ物、と、云うのが、大方の印象であろうが、だからと云って、なにも正月にしか食べてはいけない、と、云うわけでもあるまい。 四季折々、季節の食材、旬のものを取り入れて、味覚のみならず、視覚や触覚などの感覚をもってしても愉しみ、満足を得られるのが、和食の魅力の一つであることに異論はない。 しかし、だからと云って、そのことに拘泥る理由も、囚われる必要も、ないではないか。 健康上、そして味覚上、いいものはいつでも食すればいいのである。 |