ろ〜りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

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アナライザーの恋
『宇宙戦艦ヤマト』のなかに、アナライザーと云うロボットがいる。
ロボットと云っても、限りなく人間に近い感性をもっている。
余談だが、“スター・ウォーズ・シリーズ”に登場するR2-D2は、このアナライザーをモデルとして生まれたものだと云う。
このアナライザーは、ヤマトの搭乗人物の一人である、森雪に恋をする。
とあるエピソードのなかで、アナライザーは、その自分の想いを、雪にうちあける。
雪はその想いにこたえられない。
アナライザーは云う。
「それは、ぼくがロボットだからか?」
雪は答えられない。
雪は、同じヤマトの搭乗員である、古代に思いを寄せている。
「かまわない。それでもぼくは雪を愛している。愛し続ける。ロボットだからと云って、人間を愛して悪いことはないだろう」
人はだれしも、だれかを愛する。
たとえ年齢が離れていようと、たとえその人に伴侶があろうと、たとえその人に愛する人がいようと、それでも人は、人を愛し続ける。
それでいいと思う。
人が人を愛すること、人が人に愛されること……。
それはそれだけで、すでに素晴らしいことなのだと、わたしは思う。
| Woody(うっでぃ) | 気まぐれなコラム | 15:54 | - | - |


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