2014.06.28 Saturday
愉しかるべきはずの……
愉しかるべきはずのフライデー・フリー・ステージが、昨夜はまるで、愉しくなかった。
頃合いを見計らって、さっさと帰ってしまおう、と、思った。 なぜなのだろうか? いつもあたたかいニイさんに、久しぶりでお会いできたはずなのに……。 いつも一緒に愉しんでくださるmamoさんもいたはずなのに……。 いつもかわいがってくださる会長も、ムジナの大将もいたはずなのに……。 何か月ぶりかでお会いしたマイケルさんも、変らぬダジャレを飛ばしながら、ゆかいな笑顔を見せてくれたはずなのに……。 見目麗しい二人の女性も、その麗姿を見せてくれたはずなのに……。 チャンドラーのせいかもしれない。「赤い風(RED WIND)」の烈風が、髪の毛を逆立たせ、神経を苛立たせ、肌をむずつかせたのかもしれない。 だとしたら、愉しいパーティーが喧嘩で終らなかっただけ、よかったのかもしれない。 でももしそうだとしたら、カミュの『異邦人』を読んでいたら、きっと太陽のせいになっていただろう。 たとえ、夜だとしても。 まぁなんにしても、こんなに素直に感情を激発させるようじゃぁ、簡単に、ダーク・サイドに引きずり込まれちゃうなぁ……。 |