2014.07.30 Wednesday
うようよ、さよさよ
21世紀になって15年を経ようとしているのに、いまだに、右翼だ、左翼だ、ネトウヨだ、サヨクだ、と、ゴチャゴチャグチャグチャ云っている連中がいるのでウンザリする。あるいは、ゲンナリする。
平成の御代も四半世紀になろうとしているのに、いまだに、資本主義だの、社会主義だのとわめき、アゲクの果てには、共産主義がどうの、帝国主義がこうのとホザいている連中がいるのだからタメ息が出る。情けなくなる。 こんな、とうの昔に死に絶えた言葉を墓場から引き釣り出してギョウギョウしく担ぎまわり、やいのやいのとバカ騒ぎしている連中の脳神経は、――それがあるとして、――いったいどのように働いているのか、一度見てみたくなる。 右翼も左翼もない。その認識が、正しいか、間違っているか、である。 資本主義も社会主義もない。共産主義も帝国主義もない。いい国か、わるい国か、である。 そして、なにをもって「正しい」となし、なにをもって「間違っている」となすのか、さらにまた、なにをもって「いい」とし、なにをもって「わるい」とするのか、その判断が、より精確に云えば、その判断の的確さ如何が、あるだけである。 |