ろ〜りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

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Sketch(走り書き)と云うよりは……?

 注)タイトルに「*」のついた記事は「ネタバレ記事」です。ご注意ください。
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デートで……
デートで彼女と――この文を読んでくれているのが女性なら、彼氏と――映画を観に行ったとする。
開演を告げる音が鳴り、場内が暗くなり、目の前の巨大な幕が開いて、スクリーンが姿を現す。
それまでべちゃくちゃしゃべっていた観客が、しだいに静かになる。
その静寂のなか、光を放つスクリーンに、このような文字が映し出される。
「爆発物が仕かけられている怖れがありますので、周囲の座席の上や下に怪しいものがないかお確かめ下さい」
のんびりと映画を観、彼女――あるいは彼氏――と、しあわせな時間を満喫できますかね。
かつて日本が占領していた上海では、映画の上映前に、このようなテロップが流されていたのですよ。
現在でも、電車やバスに乗ると、似たようなアナウンスが流されます。
たいがいの人は、スズメやカラスの鳴き声ほどにも注意を払わないでしょう。
映画館に出かけた当時の上海の人たちも、同様だったかもしれません。

新幹線の車中で焼身自殺した人がいました。
もしあれが自殺テロだったら、それが、都会の公共交通機関――毎日、あなたやわたしが通勤通学で利用している――で行われたら……。

そんなの、絵空事、映画や小説のなかだけのこと、と、思いますか。
そう思うのは、日本が平和だからです。戦争やテロと云ったものを、身近に感じられないからです。
実際世界の各地、特に中近東では、頻繁に発生しています。
集団的自衛権、安保法制整備、苦難に陥った友人の危機を救う……。
なるほど、カッコのいいお題目です。
しかしカッコつけるには、つけるだけの覚悟と云うものが必要です。
その覚悟が、はたしてあるでしょうかね。
| 遊冶郎 | 悪魔のつぶやき | 16:49 | - | - |


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