ろ〜りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

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カール・ツェルニーの誕生日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、トマト・ジュース、バナナ(2本)


ツェルニーとも、チェルニーとも表記する。原綴りは“Czerny”で、音としては、チェルニーのほうが原語に近い。
作曲家、ピアニスト、そしてなによりも、ピアノ教師として有名である。彼の残したピアノ練習曲は、現在でも頻繁に用いられているようである。ツェルニーとは、もはやそれだけで、ピアノ練習曲の代名詞になっている感がある。もっとも欧米では、日本ほどには、彼の練習曲は使われていないようであるが……。
ツェルニーはベートーヴェンの弟子で、1812年2月には、ウィーンで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を弾いている(豪華な組み合わせ!)。
「皇帝」は、わたいの大好きな曲のひとつである。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
芸術の香気とも、クラシック音楽の優美とも、まったく関係のない献立である。
ちなみに、森雅裕氏の江戸川乱歩賞受賞作『モーツァルトは子守唄を歌わない』、『ベートーヴェンな憂鬱症』に登場するツェルニーは、ベートーヴェンとの掛合漫才のような会話が抜群の、生意気だが愛嬌のある弟子、として、描かれている。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 09:43 | - | - |


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