ろ〜りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

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弔 萩原健一氏
その訃報を耳にしたのは、昨晩のことでした。
いつも聴いているラジオ番組の途中で、パーソナリティがその報せを告げたのです。
わたしは特別、氏のファンだったわけではありません。むしろ、その私生活における破天荒さに、反感を抱いていたくらいです。
氏が多くの人にとって、カリスマ性を帯びた憧れだったことを知ったのは、はるか後日のことでした。
そのとき、氏と同じく、当時の若者たちのカリスマだった松田優作氏と並列して、ショーケン v.s .ユーサク、か、と、思ったものです。
氏が“テンプターズ”のヴォーカルであったことを知ったのは、さらにその後でした。
わたしには氏は、TV俳優として、まず最初に、認識されたのです。
云うまでもなく、『太陽にほえろ!』における、マカロニ刑事です。
“テンプターズ”の代表作、「エメラルドの伝説」は、わたしの大好きな曲のひとつで、カラオケなどでもよく歌ったものです。
氏は黒澤明監督の『影武者』で、武田勝頼を演じておられましたが、これはオファーされたのではなく、オーディションを突破して獲得されたものです。
そのエピソードを知ったときは、少しそれまでの認識を改めたものです。
今回の訃報に接して、氏の愛称である”ショーケン”が、「仲間内でケンと名の付くメンバーが3人いて、身長の順番に“ダイケン”“チューケン”“ショーケン”と呼ばれていたことから、萩原さんはそのままショーケンと呼ばれるようになった」ことを知りました(デイリースポーツより)。
とまれ、個人の好き嫌いを越えて、一時代のの若者たちを熱狂させた、紛れもないカリスマのひとりであったことは、何人と雖も否定できない事実でありましょう。
氏のご冥福をお祈りいたします。
| 映ちゃん | 気まぐれなブログ | 20:15 | - | - |


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