2020.09.30 Wednesday
世界翻訳の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(しょうゆ豆)、揚げない鶏の唐揚げ、小松菜のわさび和え、かぼちゃの煮物
久しぶりに揚げない鶏の唐揚げを料理ってみたが、幸か不幸か、しっかり揚げてしまったようである。なので精確に命名すれば、揚げてしまった揚げない鶏の唐揚げ、と、云う、ややこしい名まえになってしまう。 しかも、ごらんのとおり、揚げすぎてしまって、すっかり黒焦げになり、肉は硬くなってしまった。だから、より精確には、揚げすぎてしまった揚げない鶏の唐揚げ、と、云うことになる。ああ、ややこしい……一時期流行ったキラキラネームとやらのほうが、よっぽどマシである。いや、キラキラネームはその人の一生に付いてまわり、下手をすると、人格形成にまで影響を及ぼしてしまいかねない。それを考えると、献立の名称が少々ややこしいくらいは、なんでもないだろう。まさか、先日料理った献立の名称がややこしくなったので、今日内閣が総辞職した、などと云うことは、間違ってもあるわけがない。 かぼちゃが季節である。今年も、おそらく年末まで、かぼちゃ三昧となることであろう。ホクホクとした甘味に魅力があり、しかも栄養豊富なのだからたまらない。だしはじゃこと昆布でとる。それに顆粒のあごだしを入れる。味付けは酒、みりん、薄口醤油である。以前はみりんの代わりに砂糖を使用していた。しかし聡うよりもみりんのほうが煮崩れしにくく、そのうえ精白糖は身体に――とりわけ脳に――よろしくない、と、耳にして、みりんにしたのである。身体――とくに脳――への影響は現在のところ見られないが、たしかに、煮崩れはしにくくなったようである。 |