ろ〜りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

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 注)タイトルに「*」のついた記事は「ネタバレ記事」です。ご注意ください。
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恋人の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、乾燥わかめ、とろろ昆布、にら)、ブリの素焼き、小松菜のわさび和え、生野菜サラダ、熟成キムチ、冷奴、納豆、味付海苔


昨晩は即席みそ汁と生野菜サラダに、にらを入れるのを忘れてしまった。にらは生食できるので、意外と調法な食材なのである。汁物に入れても良し、サラダに入れても良し、ご飯にのせても良し、で、ある。
不足しがちなビタミンAを豊富に含み──一説によると、100gで成人男子の1日の必要量の約9割をまかなえるとか──、菠薐草に匹敵するほどのカルシウムを含有している。
臭いが気になる、あの臭いがイヤだ、と、云う方もいらっしゃるようであるが、例によって、わたいはいっこうに気にならない。
にらも葱もにんにくも焼肉も餃子も納豆も鶏肝も、臭いがイヤだ、と、思ったことはない。と、云うよりも、臭いを意識したことはない。
柔軟剤も、皮膚が痒くなることはあっても、においを感じるとか、においで体調がどうにかなるとか云ったことは、まったくない。
これすなわち、嗅覚が鈍磨されているのであろう。
ただ、香水の臭いだけはカンベンしていただきたい。香水のにおいは、種類によっては、皮膚のかゆみだけでなく、頭痛、吐き気、めまい、などの症状が惹き起こされ、酷いときには、敵愾心さえ湧きあがってくる。
そんな香水のにおいを振りまいている人間が、「焼肉ぅ〜? あり得なぁ〜い! あれって、においがさぁ〜、服とか、髪とかについてさぁ、サイアクじゃん……」などと云おうものなら、問答無用で、浅野内匠頭をやりたくなる。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 21:43 | - | - |
恋人の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、ブリの照り焼き、小松菜のわさび和え


ピリ辛きゃら蕗がなくなった。意外に早くなくなるように思うのは、1食当たりに入れる量が多すぎるからであろうか。ちゃんとした(?)お菜があるのだから、片隅に、申し訳程度に添えておくだけでいいような気もする。
昨昼食の弁当に入れたブリの素焼きもそうだったが、今日の照り焼きも、いつもと微妙に味が違う。いつもは養殖のブリばかりなのだが、今回のは天然ものである。養殖であろうが天然であろうが、わたいごときに味の違いが判るものか、と、思っていたが、そうでもなかったようである。
醤油をかけても、照り焼きにしても、味の違いが判るのだから、わたいの舌も、まだまだ捨てたもんではない。
写真では、小松菜のわさび和えの量が多いように思われるが、錯覚である。ブリの身が下に隠れているうえに、小松菜自体、ふんわりと入れてあるのである。あまりギュウギュウ詰めにすると、小松菜に滲み込んでいたわさび醤油が出てしまうのである。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 21:41 | - | - |
恋人の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ、チェダー・チーズ


今日は“恋人の日”であるらしい。
Wikipediaによると、“ブラジルにおいて縁結びの聖人とされるアントニオの命日の前日であり、当国では恋人同士でフォトフレームを贈り合う習慣がある”と、あり、ブラジルでの話であるらしい。ところが、“日本でも普及を狙い1988年に全国額縁組合連合会によって制定”された、と、云うのだから、いかにも日本らしい。
外来文化を摂取するにやぶさかでない、と、云えば聞こえはいいが、引用にもあるとおり、その普及を狙って制定したのが、全国額縁組合連合会なる組織、と、云うのだから、商売ッ気マンマンである。
愛情による個人のつながり、恋愛感情を基礎として相手を一人の人間、個人として尊敬し、その尊厳を共有し合う、と、云う、もっとも崇高に純化された精神形態の一段階に対しては、なんらの関心もないと見える。浅ましいことである。
バレンタイン・デーはチョコレート、ホワイト・デーはマシュマロやクッキー、ハロウィンはコスプレ・グッズで、クリスマスはケーキ……。
どうせなら、サン・ジョルディ―の日を流行らせて、本を読む人を増やすようにしたらいいのに、とは、もちろん、散作の言である。
わたいとしては、6月6日の芸事の日を流行らせて、みな──とりわけ、定年退職した高齢者男子──が、趣味習い事をはじめて、充実した、心ゆたかな老後を過ごせるよう試みてはいかがであろうか、と、思うのだが、いかがであろうか。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
恋人とも額縁とも、外来文化の変態受容とも、まったく関係のない、いたって非文化で殺風景な、いつもながらの朝食である。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 21:39 | - | - |


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