ろ〜りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

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 注)タイトルに「*」のついた記事は「ネタバレ記事」です。ご注意ください。
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尾崎紅葉祭の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(みそかつおにんにく)、鶏肉と大根の煮物、ほうれん草と白菜の胡麻和え、かぼちゃの煮物


今週はほぼ予定通りに消化した。鶏肉ハンバーグが3個ほど残っているが、これは土日で消費せざるを得まい。冷凍保存しておく手がないではないが、あいにく冷凍室がほぼ満杯なのである。茹でブロッコリを冷凍保存してあるのが、けっこう場所を占めているようである。
金曜の夜から土日の食事は、基本外食としていたのだが、冬季になると、寒さと面倒臭さがコラボして簡単に済ますことが多い。困ったものである。
来週であるが、なににしようか迷っている。今週が鶏肉だったので、今度は魚肉か豚肉にしようと思っているが、なにを料理ろうか、それがはっきりしていない。とりあえず、買い出しに出かけてから考えるつもりである。
買い出しに出かけてから決められるようになったのは、我ながら進歩である。それだけ、料理れる献立の種類が増えた、と、云うことである。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 19:12 | - | - |
尾崎紅葉祭の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)、みかん(2個)



「今月今夜のこの月を、僕の涙で曇らせてみせる」
現在ではこの台詞をご存じの方も稀になってしまったようである。
昔はわたいたち小中学生でも知っていたのであるが……。
尾崎紅葉の筆になる『金色夜叉』の名場面である。
ただ、この場面は知っていても、『金色夜叉』自体がどう云う内容の作品なのか、またこの場面はどんな筋の流れで顕現しているのか、そのことを知っている者はほとんどいなかった。不肖、わたいもそのひとりであった。
『金色夜叉』は狷蒜篆景垢1897年(明治30年)1月1日 - 1902年(明治35年)5月11日まで連載された。前編、中編、後編、続金色夜叉、続続金色夜叉、新続金色夜叉の6編からなっている瓩里世修Δ任△襪、犲紘中に作者が死亡したため未完成瓩任△蝓△修慮絖犢藩嫐膕爾両栗風葉が1909年(明治42年)に「終編金色夜叉」を書き継いだ瓠Wikipedia/『金色夜叉』より)。
この作品は映画、TV、舞台などで何度も上演され、ドサまわりの田舎芝居でもさかんに演じられていた。
その際特に人気を博したのが、主人公の間寛一とお宮が熱海の海岸で繰り広げる別れの場面である。
その際寛一が放つ罵倒の言葉は、名台詞として、幼少のわたいたちも憶えたくらいである。
なるほど、熱海市が尾崎紅葉祭を催すのもむべなるかな、で、ある。
ちなみに、わたいたちが幼少にしてこの熱海海岸の名場面を知り、またこの名台詞を憶えていたのは、なにもわたいたちが早熟な文学幼少年であったためではない。
当時の人気番組で、ドリフターズが、よくこの場面のコントが演じられていたからである。寛一が加トちゃん、お宮が仲本工事、と、云う組み合わせが多かったように思う。
いまにして思えば、ナカナカに教養豊かな、教育的な番組だったのである。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
月が曇ろうが曇るまいが、寛一とお宮が別れようが別れまいが、ドリフに教養があろうがなかろうが、そんなこととはまったく一切どんなつながりもない、いつもながらの献立である。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 19:11 | - | - |
『蝶々殺人事件』寸感
正確には“読後感”ではなくまだ読んでいるのですが、これがなかなか面白いものです。
横溝正史氏の作品なのですが、おなじみの金田一耕助氏は出てきません。
この作品で探偵役を務めるのは、戦前の氏の作品で活躍していた名探偵、由利麟太郎氏です。
この作品は戦後、『本陣殺人事件』と並行して書かれたものでして、作中の時代背景も、『本陣殺人事件』と同じく、昭和12年となっています。
トリビアめいたことを云えば、『本陣殺人事件』が岡山で起こった、昭和12年11月25日深夜から翌未明にかけての事件であるのに対して、『蝶々殺人事件』は、同じく昭和12年の10月19日から20日にかけて、東京と大阪を舞台として展開されています。そして『本陣殺人事件』が密室の殺人を扱っているのに対して、この『蝶々殺人事件』では、アリバイ・トリックが扱われています。さらに、『本陣殺人事件』が田舎の大時代風の雰囲気なのに対して、『蝶々殺人事件』はハイカラでモダーンな雰囲気を醸し出しています。
この全く趣の異なった両作品を、横溝氏は、ゲラにもメモにもノートにも頼らずに、しかも並行して書きあげられた、と、云うことですが、その力量には驚嘆のほかありません。
今回この作品を読んでいる途中、ふと偶然の暗合に気づき、その妙に笑ってしまいました。
そのひとつはこの作品の探偵役なのですが、それは先述しましたように、金田一耕助氏ではなく、由利“麟”太郎氏でして、まさしく麒“麟”が来たわけです。
そしてもうひとつは、この作品、被害者は死体となって、コントラバスすなわち楽器のケースに入れられていたのです。
もちろん被害者は、自動車会社の経営者ではありません。
| 築山散作 | 気まぐれ読後感 | 10:36 | - | - |


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